2014年6月1日日曜日

カルカバ

モロッコのカルカバ
カルカバ
モロッコのパーカッション。例えるなら、金属のカスタネット。
名前はカルカバとしているが、Garagab, karkabat, Krakebs, Qaraqib, Qarqaba, Qraqeb, Qraqib, Querqbat .... と、つづりがいっぱい存在しているので カタカナにすると、どのような発音が正しいのか(近いのか)よく分からん。検索では「Qarqaba」で「カルカバ」が一番ヒットしたように思う。ただし英語では「Krakebs」のようである。英語らしく最後に "S" が付いていたりするのであるが、どう発音して良いのか分からずで、名称について、最良のカタカナ表記は不明なり。ともあれ、この楽器は カルカバ でよしとする。
カルカバは、グナワという音楽(Gnawa music)では、無くてはならないパーカッションで、両手に持ってカチャカチャと一定のリズムを刻む。ゲンブリという低音の弦楽器と一緒に演奏し歌が入る。
これは西洋ポピュラー音楽に当てはめると、ゲンブリがベースギターで、カルカバはハイハット・シンバルといったところかな。