カホン |
Cajón は スペイン語で「箱」という意味なので、そのまんなの名前が付いている。
筐体そのものが丈夫な木の箱ということで、楽器の上に座り込んで演奏するという、他にはあまり見当たらない珍しいスタイルで演奏する。
箱の内側には弦や鈴などが取り付けられており、ボム! という低音の音や ジャキ! というスネアドラムの様な音を出せる。叩く位置によってその音色を変化させることができるのが特徴。両手で叩くのだけれど、足を表面に押し付けて微妙なトーン変化を加える奏法もある。
単純な構造の楽器ではあるが、ドラムセットと似たような多彩な音を出すことができるため、ラテン系の音楽だけではなく、フラメンコ使われたり、ポップスなど軽音楽にも多く利用されている。