2019年11月11日月曜日

こきりこ節の楽曲で使う 珍しい楽器

富山県「こきりこ節」の楽曲・舞踊で使う打楽器。
三味線、横笛、小鼓、平太鼓なども使うが、こきりこ節では独自の珍しい楽器を使う。
こきりこ節の楽曲で使う珍しい楽器。

ぼうささら(棒簓)
竹を簓状(ブラシ状)にしたスティックで、ギザギザの棒をこする。
ラテン音楽のギロやヘコヘコと同じ形態のパーカッション。

びんささら(びん簓)
小さな木片を100個以上並べたパーカッション。たくさんの木片がぶつかることでジュワッという音が出る。
こきりこ踊りで使われるということで「こきりこささら」とも。

こきりこ(小切子/筑子)
竹を使ったパーカッション。2本の竹を打ち付ける。
富山県民謡のこきりこ節『こきりこの お竹は七寸五分じゃ 長いはお袖のかなかいじゃ・・・』に表現されている楽器だ。

くわがね(鍬金)
畑で使う鍬の金属部分をぶら下げてスティックで叩く。