アンクルン angklung
アンクルンは、インドネシアの楽器。ジャワ島発祥でスンダ族(Sundanese)が古くから演奏されてきた。
竹を加工して作られていて、揺さぶることによって音が出る。複数の奏者が個別の音程を担当する(ハンドベルと同じような演奏方法だ)。
アンクルンの奏者 |
1つの楽器では1種類の音程しか出ない(実際はひとつの楽器にオクターブ差の音程の竹筒が組み込まれている)が、それぞれ音程の違う複数アンクルンがセットになっている。
ひとりの演奏者が2つか3つかの音程の違うアンクルンを持って、メロディの中で自分の担当がやってくるとカラカラと鳴らす。演奏者のメンバー総てが出番を待ってタイミングよく鳴らせる必要がある。
下記はWikipedia(英文)からの引用
アンクルンとその音楽は、スンダのコミュニティの文化的アイデンティティの重要な部分になっている。オーケストラとしてアンクルンを演奏するには、協力と調整が必要であり、チームワーク、相互尊重、社会的調和の価値を促進すると考えられている。