2012年12月1日土曜日

バラフォン

西アフリカのバラフォン
西アフリカのバラフォン
バラフォンはアフリカの楽器。
ブルキナファソ、ガーナ、ギニア、セネガルなどの西アフリカで演奏されている旋律鍵盤打楽器だ。

形は一定しておらず、木片(音板)の数は様々で、水平にならべたものやカーブを描いて並べたものなどがある。
また、多くは瓢箪(ひょうたん)を音響ボックスとして使っているのが特徴。丸っこい瓢箪、細長い瓢箪など、音響ボックスの形も様々だけど、音程に合わせた大きさのものを使っている。私達がよく知っているメキシコやアメリカ合衆国で発達した近代的なマリンバはこのあたりの構造を真似して作ったという。
そもそも、バラフォンは地域によって マリンバ ともいうようだ。音響ボックスの実用新案と一緒に名前も拝借して西洋音律に作り変えたのが、私達が知っているマリンバということかな。