マリンバ (marimba) |
アフリカの木琴は、ある地域では「たくさんの木片」という意味の「マ・リンバ」とも呼ばれていて、それがグァテマラ、メキシコに伝わったようだ。
現代のマリンバを完成させて、商品として売りだしたのはアメリカ合衆国のメーカー。バラフォンの共鳴器である瓢箪(ひょうたん)を金属パイプに変え、西洋音階に鍵盤(音板)を並べ、ピアノと同じような配列で半音も付け加えた。
シロフォンと同じ構造であるが、大きな鍵盤と音響パイプによって、もっこりとした温かみのある音が出る。低音専用のバス・マリンバもある。