2013年10月9日水曜日

トング・ドラム

トングドラム tongue drum
トング・ドラム Tongue drum
トング・ドラムはスリット・ドラムの一種と考えられる。
だけどちょっと違う。

スリット・ドラムというのは、例えば木魚(もくぎょ)。木魚は本体そのものをポクポクと叩く。スリットは響き穴のような役割を持っている。本体がうまく響くための割れ目だ。ウッドブロックと呼ばれているパーカッションも木魚と同じだ。

トング・ドラムは、トングの部分を叩く。tongue ってなんだろう。「舌」である。「ベロ」である。長さの異なるトングを作っておいてたたく。なので音程が出る。ちょっと不確かな音程だけどね。この不確かな音程の響きが、また心地よかったりもする。