鼓(つづみ)は中央部分が細くなっていて、両面が革張り。一般的には「砂時計形」と表現することが多いが、腰の部分が細くなっているこの形から「細腰鼓(さいようこ)」という名で分類されていたりもする。
この腰が細いドラムはインドが発祥の地だと云われている。古くンドにはドゥドゥビー(dudubhi)というドラムがあったらしく、名前の語源も「ドゥドゥビー」が変化して「つづみ」になったという説もあるようだ。
中国、チベット、韓国にもこの形のドラムがあり、日本へはこれら大陸からやってきて日本の鼓になったようだ。どこを経由して日本にやってきたかは分からないにしても、鼓(つづみ)は日本独自に出来上がったのではない。
小鼓(こつづみ) と 大鼓(おおかわ/おおつづみ) |
インドのイダッカや、韓国のチャンゴは現在でも使われている
インドのイダッカ |
韓国の チャンゴ (杖鼓 / 장구) |