2019年3月9日土曜日

パンデイロ

ブラジルで発達した音楽。サンバ、ボサノバ、ショーロ。これらの音楽でリズムを刻むのがパンデイロ。
いわゆるタンバリンであるが、タンバリンといえば手軽なパーカッションで、皮なしのものもあって、ともすればオモチャっぽいとも思われてしまう。
しかし、パンデイロはプロの奏者もたくさんいて、フレームドラムなので皮をはってある。音程、音質を変化させながら複雑なリズムを刻むテクニックはオモチャのレベルではない。
小さなシンバル(パンデイロではプラチネーラという)も、こだわった音を出すため材質や作りにこだわりがある。
パンデイロ pandeiro

古くから、スペインのガリシアあたりではパンデイロという名のフレームドラムがあり、正方形をしている。ポルトガルにも似た名前のドラムがある。
ブラジルのパンデイロはこの名称が伝わったのだろう。
スクエア パンデイロ/ガリシアン パンデイロ/ Galician pandeiro
ガリシア地方の四角いパンデイロ