だいたい、擦る音というのは美しくない。この太鼓は、皮を張ってあるが皮は叩かない。皮に直角に取り付けてある棒を擦って皮を響かせる。
クイーカは、見た目は太鼓であるが、音を出す仕組みとしては太鼓ではない。とはいえ、日本語では「擦奏太鼓(さっそうたいこ)」とか「すり太鼓」、英語でも擦る太鼓ということで 「friction drum」 という総称で呼ばれる。
クイーカは、ブラジルのサンバでよく使われる。ノリノリの音楽なので、この美しくないクイ・クィ音もリズム楽器として溶け込むことができるようだ。
アフリカのフリクションドラム
サンバで使われるクイーカは、アフリカのフリクションドラムがルーツだと思われる。
プラックト・ドラム
フリクションドラム(擦奏太鼓)と似ている楽器でプラックト・ドラム(plucked drum 摘奏太鼓)がある。
プラックとドラムは、棒ではなく紐(弦)を取り付けてあって、紐をはじくことによって皮を響かせるものだ。これもやはり、ドラムという名称は似つかわしくない。
クイーカは、ブラジルのサンバでよく使われる。ノリノリの音楽なので、この美しくないクイ・クィ音もリズム楽器として溶け込むことができるようだ。
アフリカのフリクションドラム
サンバで使われるクイーカは、アフリカのフリクションドラムがルーツだと思われる。
フリクションドラム(擦奏太鼓)と似ている楽器でプラックト・ドラム(plucked drum 摘奏太鼓)がある。
プラックとドラムは、棒ではなく紐(弦)を取り付けてあって、紐をはじくことによって皮を響かせるものだ。これもやはり、ドラムという名称は似つかわしくない。