ポゴチェロ Pogo cello
ポゴチェロは人の背丈と同じくらいの棒に、音の出るもの(例えば鍋、鈴、弦など)を取り付けて打楽器にしたもの。チェロという名前がついているのは、弦を張ってチェロ風にしてあるからだろう。
チェロではなく、バイオリンとかフィドルとかの名前を付けている場合もある。とはいえ、打楽器であるので弦を弾いたリ、擦ったりしてメロディを奏でるわけではない。叩く楽器である。
楽器メーカーが標準品として生産販売しているわけではないので、それぞれ(勝手に?)名前が付けられたりしているので、この楽器の名前は揚げたらキリがないほどたくさん存在している。この形の楽器は、軍楽隊などで威厳あるシンボルとして使われていたものが起源のようで、それが、フォークバンドの打楽器として、遊び感覚の楽しい楽器として普及していったのだと思われる。
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ポゴチェロ Pogo cello |
楽しく、お茶目な楽器として普及しているのが、このスタイル。
ポゴチェロというのは、代表名としてここに記しているのであって、スタンプフィドル、ジングリングジョニー、モンキースティックなど様々な名前が付いている。
ブラダーフィドルという名前もあるが、これはブタの膀胱を共鳴器に使ってた古来よりの民族楽器の名前をそのまま引き継いでいる。Bladder は膀胱のことだ。
デビルズ フィドル Devil's fiddle
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悪魔のバイオリン |
Devil's fiddle は、悪魔のバイオリンという意味だ。ポーランドでは悪魔祓いのシンボルとして使っていたようだ。
悪魔といっても、なんか愛嬌のある顔をしている人形だ。起源が悪魔祓いだったとしても、現在ではポゴチェロと同じ用途として使われることが多いので、人形を取り付けたポゴチェロの仲間だとしてもいいかもしれない。
ターキッシュ・クレセント Turkish crescent
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ターキッシュ・クレセント Turkish crescent |
ターキッシュ・クレセントはトルコの伝統的軍楽隊(メヘテルハーネ)の威厳あるシンボル。
オスマン帝国軍のマーチングバンドで使われていたのが起源と思われるが、ヨーロッパ各地での軍楽隊でも普及している。
ターキッシュというのは「トルコの」いう意味なので、トルコ以外では「○○の帽子」みたいな意味をそれぞれの地域言語で名付けられている。