2018年5月16日水曜日

ラメロフォーン/親指ピアノ

ラメロフォーン(Lamellophone) 親指ピアノ(thumb piano)
ラメロフォーン/親指ピアノ
アフリカで広く使われている楽器。複数人の前で演奏して聴かせるのではなく、自分で楽しむ、または友人に聴かせる・・・みたいな楽器。ムーミンの友達のスナフキンが好みそうかも。

木の箱に細長いキーを複数取り付けてある。キーいうのが正しいのかどうかわからないけど、取り付けてあるものは、板状の金属とか、丸棒の先をヘラ状に潰したものとかがある。自転車のスポークを使うこともあるようだ。

総称としては『ラメロフォーン/ラメラフォーン(Lamellophone)』とか『親指ピアノ(thumb piano)』。アフリカは広いし、たくさんの民族があるので現地での名前はいっぱいある。『リンバ』『イリンバ』『チリンバ』『サンザ』『ムビラ』などの名前がある。そんな中で『カリンバ』という名前がよく知られているのは、誰かしら楽器を量産して販売するときにカリンバという名前を使ったためらしい。

2018年4月17日火曜日

バタ・ドラム bata-drums

Bata-drum (Batá)  アフリカのバタドラム
アフリカの太鼓 バタ (Batá)
A Bata-drum (Batá) is a double-headed drum shaped like an hourglass with one end larger than the other.
バタ・ドラムは、砂時計型の両面ドラム。大きさの違うヘッドを持っている。
バタドラム(中央アメリカのモダンなバタドラム)
中央アメリカのモダンなバタドラム (Bata drums)
もともと、アフリカ(ナイジェリアなど)のドラムだけれど、中央アメリカでも使われるようになった。


2018年2月9日金曜日

タブラとバヤ

タブラとバヤ  tabla and baya
 タブラとバヤ Tabla and Baya
The tabla is a percussion instrument originating from India, consisting of a pair of drums, used in traditional, classical, popular and folk music.
It has been a particularly important instrument in Hindustani classical music since the 18th century, and remains in use in India, Pakistan, Afghanistan, Nepal, Bangladesh, and Sri Lanka.
タブラとバヤは、インドの伝統的な民衆音楽で使われる2つが対になったドラム。
18世紀以来、ヒンダスタンの古典音楽において特に重要な楽器であり、インド、パキスタン、アフガニスタン、ネパール、バングラデシュ、スリランカでも使用されている。
「高音用がタブラ」と「低音用がバーヤ」。この2つのドラムセットをタブラと称することが多い。

2018年1月8日月曜日

Drums

World drums.
each country or region has a unique own style.

World drums

World drums

drums

World drums

2017年12月12日火曜日

Percussion instruments of Gagaku

Percussion instruments used in Gagaku
kakko in Gagaku 雅楽で使われる太鼓、羯鼓。
kakko
gaku-daiko in Gagaku 雅楽で使われる太鼓、楽太鼓。
gaku-daiko
tsuli-shoko in Gagaku 雅楽で使われる鉦、吊鉦鼓(つりしょうこ)
tsuli-shoko
Gagaku is a type of Japanese classical music.
This kind of music was first imported into Japan from China.

2017年11月1日水曜日

トーキングドラム

トーキングドラム Talking drum
トーキングドラム Talking drum
トーキング・ドラム。つまり「話す太鼓」ということで、コミニュケーションのための道具だ。ということからすると、この太鼓だけがトーキングドラムではない。通信として大きな音の出る道具は世界中であっただろうからね。

 ひとつの太鼓で同じ音を出してもいいんだけれども、音程の違いがあったほうが組み合わせが多様で「トーキング」が明快になるだろう。だから、ふたつの太鼓で言葉を作って情報伝達もあっただろう。
 現在、トーキングドラムといえば、一つの太鼓で音程を変えることができる、紐で皮を繋いだ西アフリカ発祥の両面太鼓をさすことになっている。
紐を締め付けたり、緩めたりすることにより音の高さを変えることができる。


2017年6月9日金曜日

フランクリン と かみなり様

ガラスのコップのふちを水をつけた指で擦ると、キュ~ッという音が出る。
これを構成された楽器として作り上げたのがベンジャミン・フランクリン。グラス・アルモニカと呼ばれるこの楽器は、音程の違うお椀型のガラス器をずらりと並べてクルクル回す。それを濡れた指で触れると音が出るというもの。
グラスアルモニカを演奏するベンジャミン・フランクリン
グラスアルモニカを演奏するベンジャミン・フランクリン
ご存知の通りフランクリンは、政治家であるし物理学者でもあった。雷が電気だということを明らかにした人として有名。ドル紙幣にも描かれている超立派な人なんだけど、こんな楽器も作っったりでジャンルの広さはさすがでございます。

ただし、フランクリンは大きな間違いを犯していた。というか、大切なものを見逃してしまっていたのだ。
1752年、凧を揚げて「雷は電気である」ということを見ぬいたのはいいが、稲光と雷鳴は天空にいるカミナリ様であることに気づかずにいた。
いかづちのかみ(雷神 らいじん)
天空で太鼓を鳴らす雷神(いかづちのかみ)
日本人は1500年前...いや、もっと古くから 雷は「いかづちの神(雷神)」によるものだと知っていたのだ。「雷電様」ともいうくらいだから、電気を放つ神様であることも分っていたに違いない。
ああ、なんて凄いんだ、日本人。
ちなみに、雷が落ちてくるのを避けるためには、蚊帳(かや)の中に逃げ込むか、さらに「クワバラ クワバラ」と唱えるとよい。こんなこともフランクリンは知らずにいた。

2017年4月30日日曜日

手に持って たたく

アゴゴベルのようにスティックで叩く、カスタネットのように同じものをぶつける。
打つ楽器ということで「打楽器」。
だけれども、打たない打楽器もたくさんある。
擦って音を出すギロ、振って音を出すマラカスなど・・・。これらは打たなくても打楽器だ。
手に持って たたくパーカッションあれこれ
手に持って たたくパーカッションあれこれ
英語のパーカッションは「打つ、衝撃をあたえる、穴を開ける」みたいな意味のラテン語「Percutio」からきているらしい。

ハンドクラップ
ハンドクラップ
手に持って演奏する楽器というのは、当たり前だけれども持ち運びが簡単。
そんな中で飛びぬけて便利なのは「ハンドクラップ」。
電車やタクシーの中に忘れてきたということもない。

2017年3月21日火曜日

世界の楽器 ドラム

太鼓の仲間は、ザックス=ホルンボステル分類では、膜の振動によって音を出す楽器でということで「膜鳴楽器(membranophone)」という分類名になる。
membranophone の membran は「膜」という意味。漢字で書くと「面布連」てな具合になるかな。
世界のドラム(太鼓)
世界のドラム(太鼓)

2017年2月4日土曜日

焼き物の楽器

ウドゥ
アフリカ(ナイジェリアなど)で使われている陶器のパーカッション。
横っ腹に穴が開いていて、手でふさいだり開けたりして音色を変える。
ウドゥ udu
udu


アフリカのウドゥを基にして、他の地域でも「焼き物パーカッション」が作られている。
ウドゥ ウタール は壺を押しつぶしたようにペッタンコにしたデザイン。
ウドゥ udu utar
udu utar


イランでは、壺の側面に皮をはったものも作られた。
ウドゥ udu zarbang
udu zarbang


インドのガタム
ガタムは、インドで使われている「壺パーカッション」
ガタム ghatam
ghatam

メロディを演奏できる インドのジャルタラング
ジャルタラングは「水を並べた」というような意味らしい。特にインドでなくても、こんな風に音を出して遊んだことがあるかと思うけど、インドでは、ちゃんと楽器として存在する。
ジャルタラング jaltarang
jaltarang

ドラム
ダラブッカやトバイラは胴体が焼き物でできている。とはいえ、伝統的に製作された楽器は焼き物であって、新しくは金属やプラスチックで作られたものもある。
ダラブッカ (ダルブカ)
drbouka

トバイラ tbilat
tbilat

2017年1月4日水曜日

打楽器のイラスト フリー素材

楽器のフリー素材 free illustrations
free illustrationsのイラストは、サイトの運営者が描いたものです。
楽器単体だけではなく演奏者と共に紹介しており、あまり馴染みのない珍しい民族楽器や昔むかしに活躍した楽器を中心に紹介しています。
リラグロッケン lyraglocken
楽器演奏 人物のフリー素材

2016年10月14日金曜日

ギザギザを擦って音を出す

打楽器というのは、「打つ楽器」という意味だね。打楽器というけれど、打つだけが打楽器ではない。振ってシャカシャカ音を出すのもある。そして、ここで紹介するギザギザを擦る楽器も打楽器だ。
英語の「Percussion」は、衝撃とか震動とかの意味からきているのだろうから「打つ」に特定されていない。英語のほうが言葉として意を得ているのかもしれない。


ギロ Guiro
ヒョウタンで作ったのが ギロ (guiro) で、竹筒で作ったのが ヘコヘコ (recoreco) らしい。 でもまあ、今ではコケシみたいに木工細工だったり、金属の箱にスプリングを並べたのだったりするので、もともとの材質はどうでもいいかもしれない。
地域や楽曲によってこの楽器の名称は変わるんだろうけど日本ではギロという名前が一般的。
ギロ Guiro
グアチャラカ Guacharaca
 コロンビアの民族音楽であるバジェナートでは必須の楽器。数本の針金を並べたフォーク状のビーターで擦る。

コロンビアにはグアチャラカという鳩くらいの大きさの鳥がいて、その鳥の鳴き声(あまり美しくはない声のようだ)に似るように作ったのだという。
グアチャラカ Guacharaca
ウォッシュボード Washboard
日本にも同じものがある。洗濯板である。
日本では木製だが、アメリカの洗濯板は金属板をギザギザに波打たせてある。 この金属洗濯板が 擦る楽器としていい味を出す。

本来の使い道である洗濯にはほとんど使うことはないのだけれど、楽器としては随分と普及してる。 洗濯用より音楽用だということで Musical Washboard という名称で販売されていたりする。
ウォッシュボード Washboard
ユイ (敔)
古代中国の雅楽で使われていた楽器。トラの形をしていて頭を叩いたり、背骨の出っ張りみたいなギザギザをシュワシュワッと擦ったりする。 厳かな儀式に使われるのであって、一般の楽曲には使われない。現在においては当時の楽曲を模倣するイベントに登場するくらいである。

敔という漢字は「止める」という意味があって、その意味の通り、楽曲の最後だけが出番。楽曲の最後に、頭を3回たたいて、背中を3回擦って「はい、演奏はこれで終わり」という合図になった。 ちなみに、敔 を日本では「ギョ」と呼ぶことになっている。
ユイ (敔 ギョ)
ぼうささら(棒簓)
日本の民俗芸能で使われるパーカッション。
一端を細く裂いた「ささら竹」でギザギザのついた木の棒をこすって音を出す。「すりざさら」とも。

ぼうささら(棒簓)
ラチエット Ratchet
リズムを刻むのは難しそうだ。ギザギザ歯車に薄い板が噛み合ってカリカリカリ・・と鳴る。ちょっとうるさい。
子供の玩具としても用いられるが、歌舞伎の演出スタッフである下座でも使われている。
ラチエット Ratchet

2016年8月28日日曜日

2台セットになっている太鼓

古代オスマン帝国では軍楽をメフテル、軍楽隊はメフテルハーネと呼ばれた。軍楽隊には金管楽器、木管楽器、シンバル、そして太鼓。太鼓は大小様々なものがあり、2台セットの太鼓も何種類か使われていた。
古代オスマン帝国では軍楽をメフテル、軍楽隊はメフテルハーネと呼ばれた
”メフテルは古代から続く西アジアの音楽の伝統と、中央アジアのテュルク民族の太鼓による軍楽を受け継ぎ、オスマン帝国の常備軍(カプクル、イェニチェリ)において独自の発展を遂げた音楽の体系である。
オスマン軍は自軍の士気向上や威嚇のために、軍楽隊を連れて戦争に赴き、平時にも宮廷などの儀礼に用いた。(Wikipediaより引用)”
西洋のティンパニにも影響を与えたメヘテルハーネ
メフテルハーネの楽器は西へ東へ伝わり各民族音楽に大きな影響を与えているようだ。オーケストラで使われている西洋のティンパニも、このあたりの太鼓がもとになって作られたという。


トバイラ tbilat

モロッコの太鼓。床(地面)に置いて素手で叩く。小型のものは脚の間に挟むことができる。
トバイラ tbilat モロッコの太鼓


ナガラ nagara

インドの太鼓。インドの太鼓としては珍しくスティックを使って叩く。
ナガラ nagara インドの太鼓


タブラとバヤ tabla and baya

インドの太鼓。小さな方がタブラ、少し大きめで丸っこいのがバヤ(バーヤンとも)。
ヘッドに鉄粉と穀物の粉などを練ったもの(スヤヒー)を張り付けてあり多彩な音が出る。
タブラとバヤ tabla and baya インドの太鼓


ボンゴ bongo

キューバの音楽で使われていたもの。現在ではあらゆるジャンルで使われている。
2台をセットにというより、そもそも2台の太鼓が固定されてひとつになっている。
ボンゴ bongo


コンガ conga

同じくキューバなど、ラテン音楽で使われていたものだけど、幅広い音楽に使われるようになった。
コンガ conga


ティンバレス timbales
ラテン音楽で使われる。甲高い、シャキッとした音が特徴。
ふちを叩くリムショットや胴体を横から叩く奏法も多様される。
ティンバレス timbales


トンとラムマナ thon and rammana
タイの太鼓。膝に載せているゴブレット形がトンで、胴体の薄いフレームドラムがラムマナ。
クルアンサイ(khruang sai)という アンサンブル の中でよく使われる。
トンとラムマナ thon and rammana

2016年7月7日木曜日

鼓(つづみ)....細腰鼓(さいようこ)

鼓(つづみ)は中央部分が細くなっていて、両面が革張り。一般的には「砂時計形」と表現することが多いが、腰の部分が細くなっているこの形から「細腰鼓(さいようこ)」という名で分類されていたりもする。
この腰が細いドラムはインドが発祥の地だと云われている。古くンドにはドゥドゥビー(dudubhi)というドラムがあったらしく、名前の語源も「ドゥドゥビー」が変化して「つづみ」になったという説もあるようだ。
中国、チベット、韓国にもこの形のドラムがあり、日本へはこれら大陸からやってきて日本の鼓になったようだ。どこを経由して日本にやってきたかは分からないにしても、鼓(つづみ)は日本独自に出来上がったのではない。
小鼓(こつづみ) と 大鼓(おおかわ/おおつづみ)
小鼓(こつづみ)大鼓(おおかわ/おおつづみ)
雅楽で使われる細腰鼓では壱鼓」「二鼓」「三鼓という、それぞれ大きさの違うものがある。これらも楽曲文化と共に大陸から伝わった楽器だ。
インドのイダッカや、韓国のチャンゴは現在でも使われている
インドのイダッカ
インドのイダッカ

韓国の チャンゴ (杖鼓/ 장구)
韓国の チャンゴ (杖鼓 / 장구)
素手で叩くもの、バチで叩くもの、またそれに伴う楽曲の種類や舞踊での使い方など、それぞれの文化の違いはある。演奏形態が地域によって違うにしても、細腰鼓というドラムとしての基本的な構造は同じだ。

2016年6月13日月曜日

ハング・ドラム hang drum

ハング・ドラム hang drum
ハング・ドラム hang drum
これが夜空に浮かんでいたら「空飛ぶ円盤だ」と騒がれるかもしれんが、UFOにしてはちょっと小さすぎるか。

ハングドラムは、金属板が鳴る楽器だ。
スイスで開発された楽器で、トリニダードトバコのスティールパンを参考にしたと思われる。音程があり、メロディや和音を響かせることができる。

構造は、半球の金属板を向かい合わせに取り付けてあり、音程ごとにへこみをつけてある。空飛ぶ円盤ではないにしても未来的、宇宙っぽい音のようではある。

カイサ・ドラムとも呼ばれている。どうも、ハングドラムもカイサドラムも商品名のようで、見た目はほとんど同じだが、作りがちょっと違うらしい。


2016年5月19日木曜日

スリットドラム slit drum

アフリカのスリットドラム slitdrum
アフリカのスリットドラム
木をくり抜いて、音響効果を高めた打楽器。
世界中であらゆる音楽に使われていて大きさや形も様々。東アジア....日本でも普及している木魚もスリットドラムの一種。


2016年4月9日土曜日

バラフォン balafon

西アフリカのバラフォン
バラフォン
西アフリカの楽器。木の大小で音程が変わる。いわゆる「モッキン」である。
さりとて、何よりすごいのは音響増幅の器を複数取り付けていること。ヒョウタンである。
北アメリカで発展した、マリンバもビブラフォーンもこの素晴らしい発明をちゃっかりいただいている。


2016年3月2日水曜日

キハーダ Quijada

キハーダ Quijada を演奏する人
キハーダ Quijada
キハーダはキューバの楽器。独特の響きを持つ音が出る。

ロバやウマの顎(あご)の骨を使っている。たたくと カリカリカリ・・・ を早回ししたような音。案外とポピュラーソングや演歌にも使われていたりする。

ただし、実際にはキハーダと同じような音が出る ビブラスラップ を使うのが一般的になっている。

私家版楽器事典